小学生からの日本語検定と、感動の日本語大賞。

日本語大賞

先日、息子は日本語検定に挑戦してきました。

最近は、何でもかんでも検定があって今の子供達は大変ですよね。
私達の時代は英検、漢検くらいだったかしら…
それすらもあまり受けている人はいなかったような…(笑)

さて、日本語検定とは、
その名の通り日本語の検定です。
年に2回実施され7級から1級まです。
7級からでしたら小学生からでも十分受けられます。
ちなみに息子は3級を受けました。
『面倒なので飛び級だ〜』と、言っていました。

漢字、文法、敬語などなど6つから構成されています。
受験結果で自分の得意不得意がすぐにわかります。

『日本人なんだから3級くらいならわかるでしょう〜』なんて息子に言っていたものの、
息子が受けた問題を見てみると…
おっと!
わからないところがあるではないですか…
特に四字熟語関係は知らないと答えられない。
変にこれは引っ掛け問題か?なんて思ってしまう始末。
息子にはこんなこと言えませんが…

言葉の意味をきちんと理解していないと普段でも、間違って使っていたり勘違いをしていることが多々あるのではないでしょうか。
子供に限らず大人も勉強する必要があるように思います。
こうしてブログを書いていると、
この言葉あってるかしら?
文章おかしくないかしら?と、不安になってきました…
私も、息子と勉強しないとなぁ〜なんて思っています。

ちなみに、日本語検定を取得しておくと高校受験、大学受験、就職活動の時に優遇してくれるところもあるそうです。

そして、
日本語検定を実施しているNPO法人日本語検定委員会では、毎年「日本語大賞」を開催しています。
テーマに沿った作品を応募することで【小学生の部】【中学生の部】【高校生の部】【一般の部】の部門別に審査が行われ、見事入賞すると賞金を獲得することができます。

【一般の部】
・文部科学大臣賞(1点)…賞状・楯・20万円
・優秀賞(2点)…賞状・10万円
・佳作(5点)…賞状・1万円
【高校生の部】
・文部科学大臣賞(1点)…賞状・楯・10万円
・優秀賞(2点)…賞状・5万円
・佳作(5点)…賞状・図書カード5,000円分
【中学生の部】
・文部科学大臣賞(1点)…賞状・楯・5万円
・優秀賞(2点)…賞状・3万円
・佳作(5点)…賞状・図書カード3,000円分
【小学生の部】
・文部科学大臣賞(1点)…賞状・楯・5万円
・優秀賞(2点)…賞状・1万円
・佳作(5点)…賞状・図書カード1,000円分

さて、一体どんな応募作品が選ばれているのか、ここでひとつ過去の受賞作品をご紹介させていただきたいと思います。

以下は日本語大賞第5回大会【小学生の部】で文部科学大臣賞に輝いた千葉県富津市立富津小学校・森田悠生くん(当時小学4年生)の作品で、動画(約4分間)になったものを見つけたのでご紹介します。
第5回大会のテーマは『伝えたい言葉』(小学生・中学生の部)です。

涙なくしては見られない作品となっていますので、
ぜひ皆様ハンカチのご用意を…。

※動画を再生できない場合はこちらのPDFファイルに全文が掲載されています。
「ぼくがいるよ」PDF165KB

いかがでしたでしょうか。
皆さんも機会があったら、ぜひお子さんと一緒に楽しく日本語を学んでみることをオススメします。

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