公立中高一貫校受験を選んだ理由【ママ友体験談】
中学受験をするにあたり悩んでいたのは、子供にとって最良の教育を与えられるところはどこなのだろうということです。
地元の中学はあらゆるレベルの生徒がいて集中的な教育を受けられる可能性があまりに低いし、私立の中高一貫校だと偏差値が高くても、私たち親としては金銭的な負担が大きいので、将来大学進学のことも思うと、学費は私立並みに高いのは避けたいと考えていました。
そこで公立中高一貫校を受験させたいと思ったのは、同じ学力の生徒たちと6年間に渡り継続的な質の高い教育を受けられるという安心感でした。
親の視点からいうと、公立とほうが学費が私立に比べて安いので助かりますし、逆にまわりの子供たちも似たような家庭環境の子供が多いのではないかと思い、格差のない交流をさせてあげられるのではと思っていました。
公立中高一貫校の受験まで半年をきってから、子供には本格的に受験勉強をさせました。
あまり前からやらせるのも負担だと思いましたし、私も中学受験した経験からして、半年前であれば十分に間に合うと考えました。
多くの時間、プレッシャーを与えるのも精神的によくありませんし、我が家では短期集中の受験勉強を心がけていました。
受験勉強中は、一日の勉強時間は帰宅して夕飯を食べてから夜8時から11時までの3時間、土日は午前と午後にそれぞれ3時間ずつやらせていました。
長い時間やって生活リズムが崩れるのがいやでしたので、受験勉強といってもなるべく普段の生活を壊さないようにさせていました。
勉強方法は平日は子供が参考書やドリルをみて自習、土日に家庭教師の先生に来てもらい確認をするといった繰り返しをしていました。子供は部活はしていませんでしたが、なるべくお友達と遊ぶ時間もつくってあげたいと、たまに勉強を休みの日も設けました。
第一志望は公立中高一貫校でしたが、併願校についてはまったく考えず本人の負担になるだろうと思い、試験は一度でいいと話し合いました。受験直前は子供も少しナイーブになり、不安そうにしていましたが、親としてはいつもどおりに振る舞うことでその緊張をほぐしてやりたいと思っていました。
そして、公立中高一貫校の入試が終わり、結果は合格をいただけました。子供もはじめてその時自分で掴みとった結果に泣いて喜んでいましたし、親としても嬉しい限りでした。
公立中高一貫校ということで、大学までは勉強に集中してすごせることになります。しかし、ほかの生徒さんも勉強の意欲が高いようで、子供も負けじと勉強をしてテストでよい点をとりたいと言っています。
まわりの生徒さんの意欲と学力の高さがいい影響を与えてくれるので公立中高一貫校を受けさせて良かったと思っています。