国立大学付属中学校を受験 – 【ママ友体験談】

ママ友体験談 ■ 公立中学へ進学するリスク

娘は公立の小学校に通っていましたが、小学校6年生のときの面談の際、担任の先生から
『合格の見込みが高いと思われるので、国立大学付属中学校を受験してみませんか?』
と勧められました。

以前から中学卒業後は県内で一番偏差値の高い公立高校に進学することを目標としていましたので、親としては近くの公立中学でも特に問題はないかなと思っていましたが、
帰宅後、娘に先生から国立大学付属中学校の受験を勧められたことを話すと、
娘は「受験してみようかな」と言ったので、親としては少し驚きました。

親はのん気にかまえていたのですが、どうやら娘が行くことになる地域の公立中学校では
生徒が先生を殴るという暴力事件が何度かあり、娘はかなり不安な気持ちになっていたようです。

公立中学だと進学を目指していたり高い目標を持って勉強に励むような子ももちろんいると思いますが、そうではない子もたくさんいることでしょう。
目標とする高校がはっきりしている娘にとって、悪い影響になってしまう可能性もゼロではないはずで、こういった点は公立中学へ進学するリスクと言えるのかもしれません。

このようなことも親として色々考えるようになり、我が家では公立中学へ進学するという選択肢はなくなりました。

塾には地域の有名塾の特進コースに小学校4年生のときから通っており、塾の先生からは地域の名門私立中学も狙えますよと言われていたのですが、娘の意思を尊重して国立大学付属中学校を受験することにしました。
塾にはずっと週に3回のペースで通っており、塾の先生はこのまま学習を続ければ合格はまず間違いないでしょうと言ってくださったので特に心配もしていませんでした。
車での塾への送り迎えは正直大変でしたが、娘のためにと親もがんばりました。

娘は終始落ち着いた様子で、受験のときも合格発表があったときもそれほどはしゃぐこともなく、ホッとした様子で淡々としていました。
我が家から国立大学付属中学校まではバスで10分と近く、通いやすかったことも幸いです。

その後、娘は国立大学付属中学校を卒業後、目標としていた公立高校へ無事進学し、現在では国立大学薬学部で勉強に励んでいますが、今思うと、落ち着いてしっかりと学べる環境が整っている国立大学付属中学校へ進学したことで学問に集中することができ、良い結果となったのではないかなと思っています。

コメント / トラックバック 1 件

:tama|

小学校の担任の先生から受験を勧められるとは珍しいですね。
担任の先生から勧めらてきっと自信につながったのだと思います。

最近?の子供達はなかなか将来の夢や目標がなく、なんとなく勉強している感じですよね。
目標があるか無いかでは、取り組み方も違ってきますから…。
しっかりとした目標があるのは素晴らしいことだと思います。

貴重な体験談ありがとうございました。

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