県立広島中学を受験し合格!【ママ友体験談】

公立中高一貫校体験談 ■ 本人の意志を尊重

娘を受験させるにあたり、中高一貫校は私にとってはあまりいい印象ではありませんでした。
その理由としては、私は中学高校と公立校で高校受験、大学受験をしてきたのですが、同じ学区にいた中高一貫校の生徒はすごく良くできる人と全くできない人の二極化が激しかったという記憶があったからです。

私自身は非常にぐうたらで尻に火が付かないと何もしないタイプですので、娘も同じだと思っていました。同じようなタイプであれば中高一貫校に入ってしまうと絶対に途中で怠けてしまう、そう思って娘に中高一貫校を強く勧めるということはしませんでした。

ところが、周囲からの強い勧めと娘自身がお友達と同じ高校に行きたいという強い希望を持っていたことから、塾に通わせ第一希望は公立中高一貫校ということにしました。
正直言って、受かるか受からないか微妙なラインの学力でしたので、中高一貫校だけでなく普通の公立校への入学準備も娘に気づかれないように進めていました。

試験までの準備は夏ごろから始めた塾と、娘が選んだ問題集のみ。それだけで送り出すのも不安なので、お守りを持たせ試験に行かせました。
あまり期待していなかったものの、娘の初めて受ける試験ということで非常に心細く心配になってしまうのも親心というものなのだと思いました。

試験が終わり迎えに行くと、お友達と一緒に笑顔で駆け寄ってきました。なんだかんだ手ごたえがある二人にとっては、合格発表までは待ち遠しい時間だったと思います。
私は私で合格した時と不合格だった時の2通りに備えて、かけてやる言葉や書類をどうしたらいいのかということばかり考えていました。

そして運命の合格発表の日、届いた通知書は合格でした。娘がいの一番に開けて大声で知らせてくれました。うれしい反面、中高一貫校の弊害もあることを忘れてはならないと、入学までは娘に塾に通わせ問題集も新しく買い足したりしました。

優秀なお友達の影響なのか、努力することが習慣付いていた娘は、私の課した問題集も塾も難なくこなし、学校でもそれなりに優秀な成績で通っているので私の考えていることは徒労に過ぎなかったと安心しているところです。

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