高校2年生の体育祭 – 応援団編 –
今年も体育祭の季節がやって来ました。
この学校の体育祭の応援団員は、主に高校2年生が行います。
私は、2年生になる前に早々と息子に、
『応援団員になってほしいなぁ〜』
なんてお願いしたことがあります。
中学1年生の時、始めての体育祭に参加した息子は、先輩の応援を見て
『僕も応援団になる。』と、言っていた事を思い出しました。
そうだ、あの子は憧れていたんだ!
私がお願いしなくても応援団員になったのかもしれません。
そして、仲良しのお友達を巻き添いにし、憧れ(?)の応援団員になりました。
応援団の練習は、想像以上に辛く厳しいものでした。
日曜、祝日休みは無し。
(これは、部活で経験済みなのでさほど苦にはならなかったようです。)
朝早くから夜遅くまで練習。
応援団のあの独特な体勢を何時間も続けて練習するので腰、膝、肘が悲鳴をあげました。
腰が痛くてズボンが履けなかったり、
膝に水が溜まったり、肘は炎症を起こし毎日毎日、アイシング。
先輩は、とてつもなく怖い!
でも、ここで上下関係を改めて学ぶ事ができたと思います。
毎年、あまりの辛さに泣いてしまう子がいるそうです(涙)
そして、応援団員は言葉遣い、授業態度、髪型、制服の着こなしなどなど生徒諸君の見本とならなければなりませんでした。
迎えた本番当日。
応援合戦の始まりです。
太鼓の音に合わせて乱れる事なく一心不乱に応援ている姿に私はとっても感動してしまいました。
皆んなカッコ良かった。
素晴らしかった。
1ヶ月半のとてつもない練習量。
色々な事を思い出しながら見ていた私は涙、涙、涙。
隣で見ていたママも涙、涙、涙。
親バカなのはわかっているけど泣けてくる。
さぁ〜〜
結果発表です。
ドキドキしながら手を合わせて祈る子供達。
『息子の組が優勝‼︎』
応援合戦も勝つ事が出来ました。
息子は感極まったのか泣いていました。
それを見てまた涙。今年の体育祭は泣いてばかりだった。
仲間と一緒に厳しい練習を乗り越え、
達成感があったのではないでしょうか。
応援団、やめたいなぁ〜なんて弱音を吐いた事もあるけれど最後までまやり通す事が出来て自信にも繋がったことでしょう。
これからの人生、ほんの1ヶ月半という時間だったけれど辛く苦しい時、この事を思い出して頑張って行って欲しいと思います。