私立中学受験直前と合格発表
息子が中学受験を最終的に決めたのは、秋頃でした。
プレッシャーからなのか、小学校、塾と行かなくなり受験も諦めかけていました。
私も「中学受験で将来が決まるわけないか」とは思いつつも…
近くの公立の噂は良くないしどうしたものかと…
本人も「公立は行きたくない。」という始末。
じゃ~受験しかないじゃないよ!
「受験」という言葉でかなりの緊張を強いられていたのかもしれません。
塾の先生と三者面談を繰り返して本人もやっと納得したうえでの決断。
とは、言っても受験をすることを決めただけで具体的にどこの中学校にするかはまったく決まっておらず、しかも息子の偏差値がどのくらいなのかもわからない状態。
慌てて塾で行われる全国センター模試を受けました。
学校公開、説明会と参加し通学距離、通学時間を考え志望校を決めたのはなんと11月末のこと。
この時期は、志望校の過去問題をジャンジャンこなしていけなければいけない。
それなのに…
息子はスッカリ遅れている。
こんなんで間に合うの?
早いお子さんは、5年生から志望校を決め勉強をしているそうです。
我が息子は大幅に遅れつつも、決めたとたんに猛勉強開始!
私立は一校、都立も一校と決め、
なぜならば、志望校を増やすとやることが増えてしまう…そんな時間ない…
最低でも過去問題5年分、他にも同じレベルの学校の過去問題に取り組みました。
この頃になると不安とプレッシャーからか神経が高ぶって塾の先生に怒鳴られる始末。
これは、どのお子さんにも見られるそうですが…
親は、ただ見守るだけ。
塾の送り迎えとお弁当作りくらいかなぁ~
受験ってヤッパリ戦いなんですよね。
いろんな意味で…
遊びたい、ゲームしたい、テレビ見たい、いろんなことを本人は我慢して勉強する。
授業がなくても毎日毎日塾に通って勉強する。
頭が下がります。
おそらく、勉強した分自信につながるんでしょうね。
さて、いよいよ受験前日。
親も子もソワソワソワソワしっぱなし。
やるだけやったんだから大丈夫!と思っても、落ち着かない…
この日の勉強は、サラ~っと確認するくらい。
リラックス、リラックス…
何度も何度も持ち物をチェック。
この日は流石に早めに就寝。
だが、寝れない…子供もウトウト…
そしていざ当日。寝不足で二人ともボーとしたまま出発。
私の役目は子供を無事に学校まで送り届けること。
そんな事ばっかり考えていた為か、とんでもなく学校に早く到着してしまいました(笑)。
校門には、塾の先生が待っていてくれていたので、子供も私もホッとしたのを覚えています。
先生には、感謝です。
息子が受けた学校は、午前中の試験の結果は夕方に出ます。
自分でもびっくりですが意外にもドキドキしなかった。
なんの根拠もないのに受かると信じていました。
この学校は、受験番号と引き換えに封書が渡されます。
その中に合否が書いてあるのですが…
子供と二人でドキドキしながら開けてみると、
ん?あれ?
合格なの?不合格なの?
文書が書いてあり…読んでいくと…
あった!合格だ!!
子供と二人で人目をはばからず抱き合って喜びました(涙)。
こんなに嬉しかったことはない。
父親、おじいちゃん、おばあちゃん、塾の先生達が首を長~くして連絡を待っているので早速電話。
皆、心配していたのでとっても喜んでくれていました。
ありがとう、ありがとうです。
辛いこといっぱいあったけど良く頑張ったね!